おどろくべきことに

2010/10/19

先日、人間のがん治療に関する医師の研究会で実に興味深いアンケートの結果を聞ききました。
もし、自分ががんになり抗がん剤治療しか選択肢がなかった場合に、自分は抗がん剤治療を受けるかどうか、さらに、自分ががんになったら標準治療以外の治療(いわゆる代替医療)を受けるかどうかといった内容です。
対象となった医師は研究会所属の222人。
最初の質問は受けないが38パーセント、後の質問は受けるが98パーセント。
抗がん剤治療を否定するわけではありません。それでよい結果が出る場合もあるのですから。ただ、抗がん剤などの標準治療以外の治療(代替医療)を認めている医師が以外といるのだという事実をもっと多くの人が知る必要があるのではないか?
薬 を使う高額な医療だけしか選択肢がないかの如くのメデイアの報道や、薬や手術といった標準治療いがいの治療は危険であるかのような悪意に満ちた情報は、結 局患者さんのためにならないではないか。もっと、慎重に詳しく調査がなされた上で報道してもらいたいものです。そして、結局治療を受ける人の側も、欲に駆 られてずる賢くなるのではなく、魂的に賢くなる努力をしないと、いつまでたっても真実の情報に行きあたらない。
自分の本来持っている審美眼を磨く努力が治療者側、治療を受ける側ともに必要なんですね。