動物の示す症状は人間の写し鏡
動物を飼う人間と動物たちは、目には見えませんがエネルギー的に深いきずなでつながっています。
どちらかの不調和は必ずもう一方の不調和の原因となります。
なかなか改善しない症状や命にかかわる重い病気になってしまった動物たちが、本来の健康で幸せな状態を取り戻すためには、かかわりの深い人間の側も精神的にも身体的にもまるごと健全でなければなりません。
動物の示す症状は、人間の写し鏡なのです。
そこで、当院では動物たちには体に優しい自然療法による手当を自然療法専門の獣医師としての立場から行い、さらに希望があった場合には自然治療家、研究家 としての立場から飼い主の方自身の為の健康法をお手伝いさせていただき、さらに生活環境そのものの磁場が悪い場合には環境生物学的な立場から改善策を提案 し、動物たちにかかわる全部を調和の方向に向かうお手伝いをしたいと考えております。
そして、その調和の波で自分たちだけでなくかかわりのある全てを包みこんでゆき、気がつけば自分の周り、さらには地球まるごと調和していた。そんな妄想とも思われてしまうかもしれない大いなる希望をいだいて、皆さんとのかかわりを持っていきたいと思います。
物質的なものの見方だけでは物事の本当のことは見えてきませんし、病気の本当の原因とその意味、解決法を知ることはできません。
観の目つよく見の目よわく。
目には見えない場で起きていることの方が、目に見える世界に及ぼす影響は大きいものです。
ただ、現代の科学技術がそれを証明できる水準にまでは進化していないのと、人の感性が退化してしまっただけなのです。
検査に次ぐ検査で症状に対して病名を下すことに力を入れるのではなく、
なぜその症状があらわれて、どうすればその症状が存在する意味がなくなるのかを皆さんと一緒に考えてゆくことにこそ意味があるのではないでしょうか。
最後になりますが、おおむね以下の五つを柱に診察、治療を行っております。
実は
自然療法という言葉があまり好きではないのです。
本来、立派な医療だし、効果にしても西洋医学に引けを取るものでもないのだから。
西も東も自然もなく、医学でよいではないかなあ。
ただ、西洋医学とは違う種類の努力と感性が必要です。
お山に入って、植物や鉱物などなどを肌で感じることはとても大切。
幸いなことに、私にとっては努力というより、幸せを感じる時間です。
ちなみに
排泄反応を、薬などで止めてしまうと本来ならば体外に排泄すべき有害物質や老廃物が、
体内の、とりあえず当たり障りのない場所、脂肪組織や細胞間隙にプールされ長い年月
蓄積されて、いろんな病気の原因になります。
いらないものは、ためずに捨てましょう。
部屋の掃除と同じですね。
よく耳にすることですが
発汗、発熱、下痢、嘔吐、咳、くしゃみ、湿疹、耳漏、などなどは、有害物質の生理学的
排泄メカニズムが機能しているということで、むやみに薬で止めてしまわないほうが良い
こともあります。
そこで、排泄機能を最高に高めてみると、写真のような、にわかには信じがたい排泄がお
こったりします。
写真は手術で摘出したのではなく、自然排泄の膀胱結石。